郷土史歌ごよみ−文教肥後−
細川重賢
@泰平すでに年古(ふ)りて
綱紀振るわず民弛(ゆる)む
宝暦(ほうれき)の代(よ)の藩政に
中興の血を呼びさます
霊感細川重賢(ほそかわしげかた)公
A国百年の大計は
人を植ゆるに如(し)くなしと
建てし藩学時習館(じしゅうかん)
厚生の道ここよりと
創(はじ)めし医学再春館(さいしゅんかん)
B英明”肥後の鳳凰(ほうおう)”と
世に呕(うた)われし名君が
郷土に遺す金字塔(きんじとう)
“文教肥後”の伝統に
今栄光の在りや無し
山口白陽の詩に戻る
山口白陽文学館受付に戻る